2009.6.7
小西ロク <konishi@rokuchan.net>
１．僕は小西チームのキャプテン
僕は食事中はお父さんが好きで、散歩はお母さんとナナちゃんと一緒に行くのが好きです。 しかし、遊ぶのはおねえちゃんとお兄ちゃんと一緒に走り、古いボールでサッカーをするのが 大好きです。 お母さんとの散歩では短い約1.5メートルの紐を使いますが、おねえちゃんと お兄ちゃんとサッカーをする場合は５メートルまで延びる紐を使ってくれます。 僕は小さな ボールを噛み、何個もパンクをさせてきましたが、大きなサッカーボールも噛んできたら、 薄い皮が剥がれてきて、この皮を噛むと、僕はゴールに向かって勢い良く走ることができる ようになりました。 僕の首輪はキャプテンマークです。 右の写真を見れば、僕が素晴らしい ポイントゲッターであることが分かるでしょう？
２．ナナちゃんは縄張りの名手
僕は喧嘩をしません。 散歩の途中でも他の犬と鼻を付け合い、挨拶をしますが、ナナは 全く違います。 我が家の前の家に、１８歳のメス猫「チャーちゃん」がいます。 ナナが 小さいころは、我が家の周りも歩き回り、ナナは怖そうに逃げていました。 しかし、ナナは もう１歳半ですから、立派な大人になりました。 台所の換気口を開けてもらったため、 ナナは好きな時に外には出て、家の周りを歩きながら、見張り役をするようになりました。 特に、深夜はナナの活躍する時間帯です。 夜の１時過ぎから、外に出て活躍し、ネズミを捕ったり、 ゴキブリを追い払ったりして、我が家の衛生環境を改善してくれています。 しかし、チャー ちゃんとナナちゃんがそれぞれ道路を挟んだ自分の家の壁の上に乗り、睨み合い、怒鳴り合う こともあります。 大きな声が聞こえると、家族が出てきて、連れて帰ることとなります。 特に、チャーちゃんのお父さんは、１年前に脳梗塞で倒れたのですが、チャーちゃんが鳴き出すと、 心配して家から飛び出そうとするそうです。 そのお蔭でしょうか、重かった後遺症も改善し、 歩けるようになりました。 これはチャーちゃんの偉大な貢献でしょうね。
３．鈴虫、めだか、そして畑
今年の春が温かかったせいか、例年よりも２週間くらい早く、5月半ば頃から鈴虫とメダカが
生まれ始めました。 お父さんが鈴虫を担当し、15年前くらいから、夏には鈴虫の鳴き声を
楽しんでいます。 特に、早朝の鳴き声は大きく、２階で寝ていても、１階の鈴虫の鳴き声が
家中に響き渡ります。 メダカの住まいは、我が家の土地に以前住んでいたお爺さんの火鉢です。
その子供達が引っ越す際に、土地を購入した小西家にプレゼントしてくれたもので、中国・桂林の
山水を描いたと思われる立派な火鉢です。 お母さんが担当し、最初は、この火鉢に金魚を
飼っていましたが、チャーちゃんが爪で引っ掛ける「金魚釣り」を楽しむため、金魚を諦め、
メダカを飼うことにしたものです。
畑仕事はお父さんとお母さんの共同作業で、美味しい野菜を沢山収穫してきます。 食べる量は
お父さんが一番多く、自分が作ったからでしょうか、いかにも美味しそうに食べます。 今晩は、
畑を借りている農家主催の「うどんパーティ」です。 手打ちうどん作りを実演してくれ、参加者は
一品を持ち寄り、宴会となるみたいです。 ただ今、お母さんは持参する「かぼちゃコロッケ」作り を忙しそうにしています。
４．隣の家が壊されています
お隣さんは不動産屋さんのお家で、70坪を越える土地に、10年前に建築された、200平方メートル 以上の床面積を持つ、まだ新しい豪邸です。 当初はお祖母ちゃんが１階に住み、その息子家族４人が ２階に住んでいましたが、１年後にお祖母ちゃんが亡くなってからも、家族全員は２階に住み続けて いました。 ４０才台のご夫婦と高校生、中学生の二人のおねえちゃんが住んでおられました。 ナナちゃんは、隣との境界の壁を歩き、あるいは腹ばいになりながら、小西家の見張り役をして いました。 しかし、10日前に４人家族は引っ越され、今月初めから、家を壊し始めました。 昨年の バブル崩壊のため、大きな借金をつくり、担保物件として差し押さえられたみたいです。 この家を壊し、３軒の新しい家が建てられるとのことで、時々、大きな音がしますので、ナナちゃんは 怖そうな顔をして、注意深く、工事の様子を観察しています。
