奈々と一緒に過ごす楽しい毎日



2010.7.1
小西ロク

奈々になりました

7年前に天国へ行ったお祖母ちゃんの誕生日(9/17)に生まれた(ことになった)奈々ちゃんは、 不幸な最期を遂げた先代の「ナナちゃん」の名前を引き継いでいましたが、 お母さんが猫の本を読み、4画の名前は良くないことを知ったので、お父さんと相談して 「小西奈々」に改名しました。 そして、奈々が生後9ヶ月になったのを機会に、お母さんは 病院へ連れて行き、避妊手術を受けさせました。 一晩寝て帰宅した際、お腹は 幅広の絆創膏を巻かれていて痛そうでしたが、痛い思いをさせたお母さんを 恨むことなく、その夜からお母さんと一緒に、枕を共有して寝る生活に戻りました。  一週間すると絆創膏も外され、元気な奈々に戻りました。 僕は奈々が大好きで、お尻を 舐めたり、キスをして仲良く暮らしています。


勉強好きな奈々ちゃん

僕は新しいものや動くものが大嫌いです。 例えば、お母さんが掃除機を使い始めると、 部屋から逃げ出します。 用心深いのです。 しかし、奈々は好奇心に溢れています。  お父さんやお母さんが新しい機械等を使い始めると、すぐに様子を見に行きます。  袋や箱を見れば、その中に入りたがりますし、家族がトイレに入れば、一緒に 入り、流した水で遊んだり、高い書棚に上り、上に積んだ物を落としたり、 爪を立てて襖を登ったり、破壊活動も盛んです。 しかし、可愛らしさは誰にも 負けません。 テレビ画面やパソコン画面にも興味を持ちます。 お父さんの パソコンを枕にして寝ている時も、勉強しているのかな?


僕の特技はチンチン

3年前、西友で小さな箱に入れられ、多数の仲間とセールスに出された僕は、 覗き込んだお父さんの目を見て、後ろ足だけで立ち上がり、チンチンをして、 抱っこを要求しました。 これに応えて、お父さんが抱きあげてくれると、 今度はお父さんの匂いを嗅ぎたくて、耳を舐めました。 すると、お父さんも すぐに気に入ってくれ、僕を買ってくれました。 以後、僕は小西ロクとなり、 家族が帰宅する音を聞くと、玄関でチンチンをして待ちます。  家族の誰もが「ロクちゃん」を大きな声を出し、嬉しそうにしてくれます。  僕は3歳となり、お兄ちゃんとして奈々を可愛がっていますが、奈々だけが 可愛がられると、ついヤキモチを焼き、「僕も可愛がって」と、奈々の前に 割り込むこともあります。 奈々は僕よりも甘えるのが上手で、喉を鳴らしながら、 お父さん等に頭を摺り寄せます。「可愛いなあ」と言われながら、背中を摩って もらうと、いかにも嬉しそうに尻尾を立て、ますますゴロゴロと音を立てます。  僕はお母さんと一緒の散歩が大好きで、毎日何回も連れて行ってもらいますが、 留守番となる奈々は大きな声で鳴き、お父さんに訴えるそうです。


骨董好きなお父さん

お父さんはテレビで若くて綺麗な女優さんを見ると、嬉しそうにしますし、 女優さんや女性歌手の名前も結構知っています。 しかし、掛け軸や古い陶器 も沢山持っていますし、骨董のオークションも楽しんでいるようです。  お父さんに言わせると、「育てている生き物を古い順番に並べると、55年間のヤツデ、 38年間のマリモ、35年間のサボテン、31年間のお母さん」だそうです。


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